なぜ空は青いのでしょうか。考えてみると大変不思議なことではないでしょうか。
これを理解するために、まずは波の性質を理解する必要があります。
水面にできる波を思い浮かべてください。
波は、障害物があるとそれをよけて通ることができる場合が
あります。ただし、よけられるかは条件があります。
上の絵のように、波は一回のうねりの長さが長い程、障害物をよけやすい です。(赤の波の方がうねりが長い) http://www.wakariyasui.sakura.ne.jp/p/wave/housoku/kaisetu.html
今の内容を踏まえて、光について今度は考えます。
光とは、つまるところ波のことです。私たちの生きる空間で
波が起きており、そのうねりが大きい光ほど赤、小さいほど青と
認識するようにできています。
先程の絵を見直してください。太陽から地球に届いた
光は、空気中の粒子とぶつかります。赤のように、うねりが大きい
光は粒子をよけられますが、青のようにうねりが小さい光は粒子に
ぶつかってしまいます。
光が粒子にぶつかると、光は散乱します。結果として、青い光だけ 空気中で散乱することから、散乱してきた光を粒子が発した(= 空が発した)光だと目が認識することで、空が青く見えるのです。 https://tg-uchi.jp/topics/2862
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